2019年12月23日発表の地震予測(19-0097)

 
2019年12月23日に本州南方沖付近で発生したM5.1の地震で、ごく近くで起きてきた過去の事例から、今後東北地方から関東地方にかけてにおけるM6クラス以上の地震に繋がっていく傾向性があることがわかった。

 

今回の地震で震度1以上の揺れは観測されなかったが、本州南方沖を震源とする地震がこれまでに震度1以上を記録してきた全6例では、最も揺れの大きかったのが関東地方や東北地方であった。

1922年以降、わずか6回しか有感地震を記録してこなかった本州南方沖で地震が起きると、震度1以上を計測していたのは栃木県や東京都、それに宮城県といった関東や東北地方であったのだ。

こうした特徴から、今回の震源付近で発生してきた類似10事例についてその後2ヶ月間の発震状況を追跡してみると、やはり関東地方や東北地方におけるM6クラス以上へと繋がっていたケースが10例中9例を占めていた。

うち6例では1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた他、2ヶ月以内に複数回のM6クラス以上が関東や東北で観測されていた事例も10例中6例と多かったのである。

1979年06月の事例では本州南方沖・今回の震源近くから2週間後に茨城県沖でM5.9・震度3、1983年10月の際には12日後に宮城県沖でM5.5・震度3、1988年10月の時には10日後に福島県沖でM5.8・震度3、2004年12月のケースでも3週間後に宮城県沖でM5.5・震度3といった具合。

中には1987年12月13日に本州南方沖でM5.3の地震が起きると、わずか4日後に千葉県東方沖でM6.7・震度5のM7クラスが発生していた事例も見られた。

こうした点から今後、関東地方や東北地方の太平洋側におけるM6クラスに注意していく必要があると言える。
 

地震予測:2020年02月23日までに東北・関東地方でM6クラス以上の傾向性
対象地域:青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県、栃木県、群馬県
 

結果:
2020年01月03日 M5.9・震度4 千葉県東方沖
2020年02月06日 M5.7・震度2 茨城県沖
 

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