2019年12月15日発表の地震予測(19-0091)

 
2019年12月15日にフィリピンで発生したM6.8の地震で、過去の事例から今後南海トラフ・琉球海溝沿いでのM5以上に繋がる傾向性があることがわかった。

 

今回のフィリピンM6.8震源付近で過去に起きてきたM6.0~M7.0・深さ30km以下の類似事例9例についてその後2ヶ月間の国内発震状況を追跡したところ、南海トラフや琉球海溝沿いにおけるM5以上が9例中8例で記録されていた。

フィリピンM6.8の震源はフィリピン海プレートに沿った場所であることから同じフィリピン海プレート沿いである南海トラフや琉球海溝への影響を注視すべきだが、一方で同じフィリピン海プレート沿いとなる伊豆・小笠原ではM5以上が9例中5例とそれほど多くなかった。

南海トラフや琉球海溝沿いで起きていた9例中8例のM5以上のうち6例はM5.5以上のM6クラス以上であり、中には2002年03月の事例のようにフィリピンから2週間後に石垣島近海でM7.0の大地震が発生していたケースもみられる。

また1924年10月の時はフィリピンの1ヶ月後に大隅半島東方沖M5.8と日向灘M5.9が連続して発生していた他、直近で繋がっていた例としては1951年07月にはフィリピンからわずか6日後に南大東島近海でM5.3、2005年12月の事例ではフィリピンの3日後に奄美大島北東沖でM6.1といった形で地震が発生していた。

今回の震源付近では2ヶ月前の10月にもM6.5前後の地震が3回相次いだが、この時も3週間後に日向灘でM5.2・震度3の地震が起きていたのである。

こうした点から今後の南海トラフ・琉球海溝沿いにおける地震に注意が必要である。
 

地震予測:2020年02月15日までに南海トラフ・琉球海溝沿いでM5以上の傾向性
対象地域:静岡県、愛知県、三重県、奈良県、滋賀県、和歌山県、大阪府、京都府、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、高知県、香川県、愛媛県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
 

結果:
2019年12月18日 M5.1 震度4 沖縄本島近海
2020年01月06日 M5.0・震度2 奄美大島北東沖
2020年01月29日 M5.4・震度2 沖縄本島北西沖
 

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