2019年12月14日発表の地震予測(19-0090)

 
2019年12月14日に伊豆半島近海で発生したM4.5・震度3の地震で、過去の事例から今後相模トラフ沿いでのM5以上に繋がる傾向性があることがわかった。

 

今回の地震は関東大震災として知られる大正関東地震の震源域南端付近で起きたと見られ、付近では大正関東地震の直後にも複数回のM6超えが発生していた。

しかしそれ以降の発生事例はそれほど多くなく、今回の震源付近でこれまでに記録されてきた9例についてその後2ヶ月間の国内発震状況を追跡すると、やはり相模トラフ沿いでM5以上へと繋がっていた例が9例中6例であった。

1.5ヶ月後に千葉県南東沖でM5.7・震度3、2ヶ月後に千葉県東方沖でM5.7・震度3といった事例がある一方で1週間後に八丈島東方沖M5.0が起きた後、東京湾でM5.2・震度5弱という強い揺れを観測した2015年の例も。

注目されるのが相模トラフ沿いM5以上へと連なることのなかった伊豆大島近海における3例はいずれも、地震の規模がM3.5前後と今回のM4.5より小さかった点で、M4を超えていた3例ではいずれも、その後相模トラフ沿いM5以上へと繋がっていた点だ。

1926年01月のM4.1事例では3週間後に八丈島東方沖でM5.3が、2006年12月のM4.0事例では3週間後に静岡県伊豆地方でM5.8・震度3が、そして1961年07月のM4.8事例では3週間後の八丈島東方沖M5.7・震度1をはじめ神奈川県西部M5.0・震度3、房総半島南方沖M5.0・震度1とその後相模トラフ沿いでのM5超えが相次いでいた。

こうした点から今回の伊豆大島近海M4.5・震度3においても、今後の相模トラフ沿い地震に注意する必要があると言える。
 

地震予測:2020年02月14日までに相模トラフ沿いでM5以上の傾向性
対象地域:千葉県、神奈川県、静岡県、東京都、伊豆・小笠原
 

結果:
2020年01月03日 M5.9・震度4 千葉県東方沖
2020年02月01日 M5.0・震度3 千葉県東方沖
2020年02月06日 M5.6・震度2 茨城県沖
 

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