2019年12月11日発表の地震予測(19-0087)

 
2019年12月11日に鳥島近海付近で発生したM5.9の地震で、過去の事例から今後東北地方太平洋側におけるM6クラス以上に繋がる傾向性があることがわかった。

 

今回、鳥島近海付近で発生したM5.9の地震は深さ10kmと浅かったが、過去にごく近くで起きてきた深さ20km以内のM5以上について、その後の発震傾向を追跡してみると、東北地方太平洋側で2ヶ月以内にM6クラス以上の地震が起きていたケースが7例中5例と多かったのだ。

鳥島近海付近M5.9は伊豆・小笠原海溝沿いで発生したことから、北側に連なる日本海溝沿いへの影響という点から考えられるが、中にはM7を超える大地震が起きていた事例も見られた。

2008年05月のケースで、鳥島近海付近から2週間後にM7.2・震度6強の岩手・宮城内陸地震、それから1ヶ月後に今度は福島県沖でM6.9・震度4、更にその5日後にも岩手県沿岸北部でM6.8・震度6弱とM7超えを含むM7クラスが3回も観測されていたのだ。

他の事例では半月後の三陸沖M5.7・震度1や2ヶ月後の三陸沖M6.4、7週間後の宮城県沖M5.5といった展開が見られたが、2010年06月の際のように鳥島近海付近からわずか1週間後に岩手県沖でM6.4・震度4とM7クラスに近いM6超えが起きていたケースもあった。

こうした点から、今後2ヶ月以内の日本海溝沿い、東北地方太平洋側におけるM6クラスに注意が必要と言ってよいだろう。
 

地震予測:2020年02月11日までに東北地方太平洋側でM6クラス以上の傾向性
対象地域:青森県・岩手県・宮城県・福島県
 

結果:
2019年12月11日 M5.3 震度3 福島県沖
2019年12月19日 M5.5 震度5弱 青森県東方沖
 

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