2019年12月11日発表の地震予測(19-0086)

 
2019年12月11日に鳥島近海付近で発生したM5.9の地震で、過去の事例から今後南海トラフ関連・西日本内陸部におけるM5以上に繋がる傾向性があることがわかった。

 

今回の地震は震源の深さが10kmで、12月11日の02:05にM5.9、02:29にM5.2とM5を超える地震が連続して発生した。

M6クラスとなるM5.9という規模の大きな地震であったことから、今後日本列島への影響が懸念されるが、過去に深さ20km以下で起きてきたごく近くにおける7事例についてその後の発震傾向を追跡すると、7例中6例で1ヶ月以内に南海トラフ及び西日本内陸部におけるM5以上へと繋がっていたのである。

1953年07月の事例では3週間後に安芸灘M5.4・震度4と四国沖M5.4・震度2。1972年07月の際には1ヶ月後に京都府南部でM5.1・震度4。2010年06月の時には3週間後に奈良県でM5.1・震度4。

M6を超える規模の地震が起きていた例としては1955年03月に鳥島近海付近から27日後に奄美大島北東沖でM6.4・震度4がある他、震度5強の強い揺れや複数回のM5以上を伴っていたケースとして2007年04月の事例がある。

鳥島近海付近でM5.7が発生すると、その10日後に三重県中部でM5.4・震度5強、その11日後に愛媛県東予でM5.3・震度4、そしてそれから5日後に今度は東海道南方沖でM5.4・震度2という地震に連なっていったのである。

こうした点から、今後1ヶ月以内の南海トラフ関連・西日本内陸部におけるM5以上への注意が必要であろう。
 

地震予測:2020年01月11日までに南海トラフ関連でM5以上の傾向性
対象地域:静岡県、愛知県、三重県、奈良県、滋賀県、和歌山県、大阪府、京都府、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、高知県、香川県、愛媛県、大分県、宮崎県、鹿児島県
 

結果:
2020年01月06日 M5.0・震度2 奄美大島北東沖
 

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