2019年11月22日発表の地震予測(19-0080)

 
2019年11月22日に東海道南方沖で発生したM4.9・震度1の地震が、今後伊豆・小笠原におけるM6クラス以上に繋がっていく傾向性があることがわかった。

 

今回の地震は深さ410kmで発生した深発地震であり、震度1を観測したのが栃木県宇都宮市であったことから異常震域でもあったが、東海道南方沖における深発地震としては離れた関東地方あるいは東北地方で揺れを記録するのは珍しいことではない。

従って異常震域であった点にそれほどの特殊性はなかったと言えるが、今回の震源付近が揺れた際には、その後伊豆・小笠原におけるM6クラス以上へと繋がっていく傾向性があることがわかった。

今回の震源付近では過去に4回のM4.5以上が記録されてきたが、4例中3例でM6クラス以上が発生しており、残る1例でもM6クラスとはならなかったがM5を超える地震が起きていたためである。

1976年01月の事例では東海道南方沖から1ヶ月後に小笠原諸島西方沖でM5.8・震度1が、1985年12月の際には東海道南方沖の2日後に小笠原諸島西方沖でM6.0が、1996年06月の時にも8日後に小笠原諸島西方沖でM6.1、それから11日後に硫黄島近海でM6.2・震度1と2度のM6以上が発生していた。

残る1例、1989年08月のケースでは東海道南方沖から3日後に八丈島東方沖でM5.1・震度1とこの時はM6クラスには及ばなかったが、多くの事例で東海道南方沖直後と言って良いタイミングで伊豆・小笠原における地震へと連なっていたことから、関連性が高い可能性がある。

こうした点から、今後の伊豆・小笠原M6クラス以上に注意しておくべきであろう。
 

地震予測:2020年01月22日までに伊豆・小笠原でM6クラス以上の傾向性
対象地域:伊豆・小笠原
 

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