2019年11月14日発表の地震予測(19-0076)

 
2019年11月14日に父島近海で発生したM4.9・震度1の地震で、過去の事例から今後伊豆・小笠原におけるM5以上へと繋がっていく傾向性があることがわかった。

 

今回の地震は父島近海深さ約430kmで起きたとされており、震度1で確定すれば2009年05月01日の深さ418km・M5.5・震度1以来10年ぶりの深発有感地震となる。

父島近海では2019年04月12日にも深さ550kmでM5.6・震度1が発生したと速報値で伝えられていたが、その後震源が硫黄島近海M5.8・震度1と修正されたことから今回の地震が父島近海における10年ぶりの深発有感地震となるか、注目される。

今回の震源付近でこれまでに発生してきた地震はUSGSのデータによると9回。それらについてその後2ヶ月間の国内発震状況を追跡してみると、9例中7例で2ヶ月以内にM5以上が、またそのうち6例では1ヶ月以内にM5以上が起きていたことがわかった。

直近でM5以上が観測されていた事例としては1980年12月に父島近海付近でM5.3が発生すると5日後に小笠原諸島西方沖でM5.2・震度1、1997年05月の際には父島近海付近から4日後に硫黄島近海でM5.5・震度1、2005年の時は父島近海付近から5日後に硫黄島近海でM5.1・震度1、2007年05月のケースでも父島近海付近から10日後に父島近海で再びM5.1・震度2といった具合である。

中には1984年のように父島近海付近から3週間後に鳥島近海でM7.6・震度4という大地震が引き起こされた事例もあるなど大地震へと繋がっていたケースも見られており、今回深さ430kmという深発で発生した地震においても、引き続き伊豆・小笠原における揺れに留意しておく必要があるだろう。
 

地震予測:2020年01月14日までに伊豆・小笠原でM5以上の傾向性
対象地域:伊豆・小笠原
 

結果:
2019年11月17日 M4.9 震度4 伊豆大島近海
2019年11月19日 M5.1 震度- 鳥島近海・父島近海境界付近
2019年12月08日 M4.5 震度- 八丈島東方沖付近
 

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