2019年08月30日発表の地震予測(19-0056)

 
2019年08月30日に米国オレゴン州の沖合で発生したM6.3の地震で、付近における同様の地震がその後日本国内でM7クラスの強い揺れをもたらす可能性があることがわかった。

 

今回の米国オレゴン州沖合M6.3は深さ5.4kmと浅い場所で起きたとされ、震源の位置は太平洋プレートの東側であったが、ごく近くで過去に観測されてきたM6以上10例についてその後の発震状況を追跡してみると、高確率で日本国内M7クラス以上に繋がっていた。

直近の事例では2018年08月22日に米国オレゴン州沖合でM6.2が発生すると、2週間後にM6.7・震度7を記録した平成30年北海道胆振東部地震。

他にも1959年には1ヶ月後に福島県沖M6.8、1985年には1ヶ月後に鳥島近海M6.6、2008年には1.5ヶ月後に父島近海M6.6、2012年にも5週間後に三陸沖でM6.5など複数が確認されたばかりか、命名された被災地震も平成30年北海道胆振東部地震以外に複数存在しているのだ。

1968年05月には米国オレゴン州沖合M6.4の8日後にM7.9の十勝沖地震が、1994年10月には2ヶ月後にM7.6の三陸はるか沖地震といった具合であり、10例中8例でM7クラス以上、そのうち3例は命名されるほどの被災地震であったという点に照らせば、今回の米国オレゴン州沖合におけるM6.3発生は注目に値すると言ってよいだろう。

更に、M7クラス以上が起きていた8例全てが太平洋プレートの西側に当たることから、今回も同様の展開になる可能性を視野に入れておく必要がある。
 

地震予測:2019年10月30日までに太平洋プレート沿いでM7クラス以上の可能性
対象地域:北海道・青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県・伊豆・小笠原
 

米国オレゴン州沖合今回の震源付近後の太平洋プレート沿いM7クラス以上

1955年08月24日 M6.0 震度-  米国オレゴン州沖
なし

1959年09月26日 M6.2 震度-  米国オレゴン州沖
1959年10月26日 M6.8 震度3  福島県沖
1959年10月27日 M6.9 震度2  千島列島

1968年05月08日 M6.4 震度-  米国オレゴン州沖
1968年05月16日 M7.9 震度5  十勝沖地震(青森県東方沖)
1968年05月16日 M7.5 震度5  青森県東方沖
1968年05月17日 M6.6 震度3  三陸沖
1968年06月12日 M7.2 震度4  三陸沖

1981年11月03日 M6.2 震度-  米国オレゴン州沖
なし

1985年03月14日 M6.5 震度-  米国オレゴン州沖
1985年04月11日 M6.6 震度4  鳥島近海

1994年10月28日 M6.3 震度-  米国オレゴン州沖
1994年12月28日 M7.6 震度6  三陸はるか沖地震

2000年01月20日 M6.1 震度-  米国オレゴン州沖
2000年01月28日 M7.0 震度4  根室半島南東沖

2008年01月10日 M6.3 震度-  米国オレゴン州沖
2008年02月27日 M6.6 震度3  父島近海

2012年04月12日 M6.0 震度-  米国オレゴン州沖
2012年05月20日 M6.5 震度3  三陸沖

2018年08月22日 M6.2 震度-  米国オレゴン州沖
2018年09月06日 M6.7 震度7  平成30年北海道胆振東部地震(胆振地方中東部)
2018年10月13日 M6.7 震度2  サハリン近海
 

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