2019年08月02日発表の地震予測(19-0051)

 
2019年08月02日にチリで発生したM6.8の地震が、今後日本国内で南海トラフ関連震源における地震へと繋がっていく可能性があることがわかった。

チリにおける今回の地震は深さ10kmと浅い場所で起きたが、過去に付近で類似条件(深さ20km以下・M6.5以上)で記録されてきた6例のうち、全てにおいてその後2ヶ月以内に南海トラフ関連震源におけるM5以上が観測されていたのである。

1961年10月のチリM6.6では5週間後に大隅半島東方沖でM6.1・震度4。1992年11月のチリM6.5では1.5ヶ月後に愛知県西部でM5.0・震度3、1973年10月のチリM6.5では3週間後に鳥取県西部でM5.1・震度3、それから1ヶ月後に和歌山県北部でM5.9とM5.7といった具合である。

そして残る3例ではいずれも三重県南東沖が揺れていたのである。2010年03月のチリM6.5以上3連発では1.5ヶ月後に三重県南東沖M5.2・震度2、1958年09月のチリM6.8では周防灘M5.7と日向灘M5.8を経て三重県南東沖でM5.1。

最後の事例は2004年08月28日のチリM6.5で、この時はわずか1週間後の09月05日に三重県南東沖でM7.4とM7.1が相次ぐ紀伊半島南東沖地震が起きていた。

三重県南東沖では07月28日にM6.5の強い地震が発生したばかりだが、上記の点から今後も三重県南東沖を含む南海トラフ関連震源でのM5以上に注意しておく必要があるだろう。
 

地震予測:2019年10月02日までに南海トラフ関連でM5クラスの可能性
対象地域:静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、大阪府、京都府、徳島県、高知県、大分県、宮崎県、鹿児島県
 

チリ今回の震源付近後の南海トラフM5以上

1958年09月05日 M6.8 震度-  チリ
1958年09月08日 M5.7 震度3  周防灘
1958年09月15日 M5.8 震度3  日向灘
1958年10月15日 M5.1 震度1  三重県南東沖

1961年10月19日 M6.6 震度-  チリ
1961年11月27日 M6.1 震度4  大隅半島東方沖

1973年10月05日 M6.5 震度-  チリ
1973年10月27日 M5.1 震度3  鳥取県西部
1973年11月25日 M5.9 震度4  和歌山県北部
1973年11月25日 M5.7 震度4  和歌山県北部

1992年11月28日 M6.5 震度ー  チリ
1993年01月11日 M5.0 震度3  愛知県西部

2004年08月28日 M6.5 震度-  チリ
2004年09月05日 M7.1 震度5弱 紀伊半島南東沖地震(三重県南東沖)
2004年09月05日 M7.4 震度5弱 紀伊半島南東沖地震(三重県南東沖)
(M7以下省略)

2010年03月05日 M6.6 震度-  チリ
2010年03月11日 M7.0 震度-  チリ
2010年03月16日 M6.7 震度-  チリ
2010年04月27日 M5.2 震度2  三重県南東沖
 
結果:

2019年08月20日 M5.1 震度2 奄美大島近海
2019年10月06日 M5.0 震度2 奄美大島北西沖
 

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