2019年07月30日発表の地震予測(19-0049)

 
2019年07月30日に発生した八丈島東方沖M6.0・震度3の地震で、過去の類似事例から今後伊豆・小笠原において再びM6クラス以上の地震が発生する可能性があることがわかった。

今回の八丈島東方沖M6.0・震度3は深さ約60kmで発生したとされているが、深さ50~100kmの地点でこれまでに起きてきた6事例のうち5事例がその後再びの伊豆・小笠原M6クラス以上に結びついていたためだ。

2009年08月の事例では八丈島東方沖M6.6から40日後に小笠原諸島西方沖でM5.7・震度2と1ヶ月以上時間が経過してからであったが、1985年11月の際には3週間後に小笠原諸島西方沖でM6.0・震度3、1989年の時も八丈島東方沖M5.0から3週間後に伊豆大島近海でM5.7・震度4、そして2007年のケースでも八丈島東方沖から半月後に鳥島近海でM6.0・震度2と1ヶ月以内に伊豆・小笠原で再び強い地震が起きていた例が目立つ。

更に強い地震に繋がっていた事例もある。2015年04月25日に八丈島東方沖でM5.1が発生すると、約1ヶ月後の2015年05月30日に小笠原諸島西方沖でM8.1という巨大地震が起きていたのだ。

今回の予測では過去事例から伊豆・小笠原におけるM6クラス以上という形となったが、最近、伊豆・小笠原に対してはM7クラス発生の可能性も出ている。

06月02日の硫黄島近海M5.7に対応した当社発表の地震発生予測(19-0036)や07月09日のオホーツク海南部M5.8に対応した予測(19-0044)でそれぞれ、伊豆・小笠原でのM7クラス以上が示されているのだ。

地震が起きやすい状態であった伊豆・小笠原で今回、八丈島東方沖M6.0が発生したが、地震が起きやすい状態はまだ続いていると考える必要があるだろう。
 

地震予測:2019年09月30日までに伊豆・小笠原でM6クラス以上の可能性
対象地域:伊豆・小笠原
 

八丈島東方沖今回の震源付近後の伊豆・小笠原M6クラス以上

1985年11月11日 M5.2 震度2  八丈島東方沖
1985年12月03日 M6.0 震度3  小笠原諸島西方沖

1989年09月24日 M5.0 震度-  八丈島東方沖付近
1989年10月14日 M5.7 震度4  伊豆大島近海

2007年11月20日 M5.1 震度2  八丈島東方沖
2007年12月07日 M6.0 震度2  鳥島近海
2007年12月31日 M5.6 震度2  小笠原諸島西方沖
2008年01月18日 M5.7 震度1  硫黄島近海

2009年08月13日 M6.6 震度5弱 八丈島東方沖
2009年09月23日 M5.7 震度2  小笠原諸島西方沖

2014年11月12日 M5.1 震度-  八丈島東方沖付近
なし

2015年04月25日 M5.1 震度2  八丈島東方沖
2015年05月30日 M8.1 震度5強 小笠原諸島西方沖
2015年05月31日 M6.6 震度1  鳥島近海
2015年06月03日 M5.6 震度1  小笠原諸島西方沖
2015年06月15日 M5.5 震度1  小笠原諸島西方沖
2015年06月19日 M6.5 震度4  父島近海
2015年06月23日 M6.5 震度4  小笠原諸島西方沖
 
結果:

2019年09月16日 M5.4 震度1  硫黄島近海
 

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