2019年07月28日発表の地震予測(19-0048)

 
2019年07月28日に発生した三重県南東沖M6.5・震度4の地震で、類似した過去の事例から今後千葉県や茨城県におけるM5以上の地震に繋がっていく可能性があることがわかった。

今回の三重県南東沖6.5・震度4は深さ約420kmで観測され、いわゆる深発地震に該当するが、同時に最も強い揺れを伴ったのが宮城県や福島県、それに東京都を含む関東地方の一帯と離れた場所であったことから、異常震域地震にも該当する。

過去、三重県南東沖でM6.0を超える深さ300km以上の深発地震は計7回観測されており、それら全てが東北から関東にかけて最も揺れていた、という点では今回の地震もこれまでと同様の性格を持った地震だったと言うことが出来るが、7例の多くでその後、千葉や茨城でのM5以上が記録されていたのだ。

7例中、2ヶ月以内に千葉や茨城でM5以上の地震が起きなかったのは2回であり、5回で観測されていた他。そのうち4例はM6クラス、また震度4以上であった。

中でも茨城県沖は7回中4回と多く、続いて千葉県東方沖が2回。それ以外にも茨城県南部、房総半島南方沖といった震源での地震に繋がっていた。

最も直近で千葉・茨城が揺れていた事例としては2003年11月12日の三重県南東沖M6.5からわずか3日後に茨城県沖でM5.8・震度4が起きていたケースが挙げられ、また最も強い地震に繋がっていた事例としては1929年と1974年にそれぞれM6.0が発生していたケースが挙げられる。

前者では三重県南東沖から3週間後に茨城県沖でM6.0・震度3が、後者では10日後に千葉県東方沖でM6.0・震度4が起きていたのである。

こうした点から、今後千葉県や茨城県におけるM5以上の地震に注意する必要があると考えるべきだろう。
 

地震予測:2019年09月28日までに千葉県・茨城県でM5以上の可能性
対象地域:千葉県・茨城県
 

三重県南東沖深発M6.0以上後の千葉県・茨城県M5以上

1926年04月02日 M6.5 震度3 三重県南東沖
1926年05月18日 M5.2 震度1 茨城県沖

1929年06月03日 M6.7 震度4 三重県南東沖
1929年06月27日 M6.0 震度3 茨城県沖
1929年07月17日 M5.2 震度5 茨城県南部

1942年04月20日 M6.4 震度3 三重県南東沖
なし

1943年11月17日 M6.1 震度3 三重県南東沖
なし

1974年02月22日 M6.5 震度3 三重県南東沖
1974年03月03日 M6.0 震度4 千葉県東方沖

1984年01月01日 M7.0 震度4 三重県南東沖
1984年01月17日 M5.6 震度3 茨城県沖
1984年01月18日 M5.9 震度4 茨城県沖
1984年02月13日 M5.2 震度2 房総半島南方沖

2003年11月12日 M6.5 震度4 三重県南東沖
2003年11月15日 M5.8 震度4 茨城県沖
2003年11月29日 M5.1 震度4 千葉県東方沖
 

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