2019年07月08日発表の地震予測(19-0043)

 
2019年07月08日にインドネシアで発生したM6.9の地震で、付近での過去事例から今後南海トラフ関連の震源でM6クラス以上が発生する可能性があることがわかった。

今回の地震は深さ36kmで起きたとされているが、比較的近い北側では2019年01月07日にも深さ43kmの地点でM6.6の強い地震が記録されている。

当時、類似地震からの傾向性を追跡したところ南海トラフ関連震源における揺れが目立っていたと指摘したところ、翌日の2019年01月08日に種子島近海でM6.0・震度4が発生。

今回のM6.6においても、更に近似の類似事例で同様の傾向が顕著に見られていたのである。

インドネシアにおける今回のM6.6震源近くで20世紀以降に発生してきた深さ20~50kmのM6.5以上7事例についてその後を調査したところ、7例中6例で2ヶ月以内に南海トラフ関連震源でのM6クラス以上に結びついていたのだ。

インドネシアから3週間後と4週間後に周防灘M5.7や日向灘M5.8、8日後に京都府南部でM5.6、6週間後に大隅半島東方沖でM5.9、といった事例がある一方で、M6.5以上のM7クラスに発展していた例も複数確認されている。

1987年には5週間後に日向灘でM6.6・震度5が、1998年には6週間後に種子島近海でM6.6・震度4が、そして2001年の事例では1ヶ月後にM6.7・震度6弱までが起きていたのである。

こうした点から、今回のインドネシアM6.9においては、2ヶ月以内の南海トラフ関連震源におけるM6クラス以上に注意が必要、と言ってよいだろう。
 

インドネシア今回の震源付近後の南海トラフ関連震源M6クラス以上

1958年08月13日 M6.5 震度-  インドネシア
1958年09月08日 M5.7 震度3  周防灘
1958年09月15日 M5.8 震度3  日向灘

1968年08月10日 M7.6 震度-  インドネシア(11:07)
1968年08月10日 M6.5 震度-  インドネシア(14:51)
1968年08月18日 M5.6 震度4  京都府南部

1969年08月05日 M6.9 震度-  インドネシア
1969年09月18日 M5.9 震度4  大隅半島東方沖

1987年02月13日 M6.8 震度-  インドネシア
1987年03月18日 M6.6 震度5  日向灘

1998年10月29日 M6.6 震度-  インドネシア
1998年12月06日 M6.6 震度-  インドネシア
1998年12月16日 M5.7 震度4  大隅半島東方沖
1999年01月24日 M6.6 震度4  種子島近海

2001年02月24日 M7.1 震度-  インドネシア
2001年03月24日 M6.7 震度6弱 芸予地震(安芸灘)

2007年01月21日 M7.5 震度-  インドネシア
なし
 

地震予測:2019年09月08日までに南海トラフ関連震源でM6クラス以上
対象地域:静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、大阪府、京都府、徳島県、高知県、大分県、宮崎県、鹿児島県
 
結果:

2019年07月28日 M6.5 震度4 三重県南東沖
 

PAGE TOP