2019年06月02日発表の地震予測(19-0036)

 
2019年06月02日に硫黄島近海で発生したM5.7・震度1の地震で、過去の事例から付近での揺れがその後国内、特に伊豆・小笠原と日本海溝沿いにおけるM7クラスに繋がっていく可能性があることがわかった。

これは今回の震源に近く、深さも同程度の5事例について、その後2ヶ月以内の国内発震状況を追跡したところ、5例中3例でM7クラス以上が発生していたというもの。

1979年04月と1991年07月の事例では発生しなかったが、2015年04月のケースでは鳥島近海M6.6や小笠原諸島西方沖M8.1、それに宮城県沖M6.8が、また2010年10月の際には父島近海でM7.8とM7.1がそれぞれ起きていた。

2010年10月の例ではその5ヶ月後に東日本大震災が発生していたことにも留意すべきだろうが、硫黄島近海から直近でM7クラスが起きていた例もある。

1987年12月の時には、わずか2日後に千葉県東方沖でM6.7・震度5を観測していたのである。千葉県では06月01日にも震度4があった他、1週間前にも震度5弱が記録されるなど強い地震が続いていることから、今回の硫黄島近海M5.7においても、千葉県付近で続発する可能性は拭えない。

また、これまでM7クラス以上こそ起きなかったものの、M5、M6クラスについては福島県沖や岩手県沖、三陸沖に青森県東方沖と東北地方太平洋側の日本海溝沿いでも頻発していたことから、2ヶ月以内に伊豆・小笠原あるいは日本海溝沿いにおけるM7クラス発生の可能性があるものと考えられる。
 
地震予測:2019年08月02日までに伊豆・小笠原か東北地方太平洋側でM7クラス以上
対象地域:青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県・伊豆・小笠原
 
硫黄島近海今回の震源付近後の国内M7クラス以上

1979年04月29日 M5.1 震度-  硫黄島近海
なし

1987年12月15日 M6.0 震度-  硫黄島近海
1987年12月17日 M6.7 震度5  千葉県東方沖

1991年07月22日 M5.0 震度-  硫黄島近海
なし

2010年10月30日 M5.2 震度-  硫黄島近海
2010年11月30日 M7.1 震度3  小笠原諸島西方沖
2010年12月22日 M7.8 震度4  父島近海
2010年12月23日 M6.6 震度3  父島近海
(2011年03月11日 M9.0 震度7  東日本大震災)

2015年04月09日 M5.0 震度-  硫黄島近海
2015年04月20日 M6.8 震度4  与那国島近海
2015年05月13日 M6.8 震度5強 宮城県沖
2015年05月30日 M8.1 震度5強 小笠原諸島西方沖
2015年05月31日 M6.6 震度1  鳥島近海
 

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