2019年05月30日発表の地震予測(19-0035)

 
2019年05月30日に中米エルサルバドルで発生したM6.6の地震から、その後伊豆・小笠原海溝沿いにおけるM6クラス以上の地震に繋がっていく可能性があることがわかった。

これはエルサルバドルで今回の震源と似た条件で過去に起きてきたM6以上の8事例についてその後2ヶ月以内の国内M5以上を追跡したところ、8例中7例でM6クラス以上が起きていたことから。

エルサルバドルにおける今回の震源付近でM6以上が発生した場合、世界的に太平洋プレート沿いでのM7以上大地震が目立ち、太平洋プレートの東側では1992年のカリフォルニア・ランダース地震(M7.3)が、また西側では日本でも本州南方沖M7.0や茨城県沖M7.0などが起きていた。

この傾向は日本国内でも顕著であり、三陸沖など日本海溝沿いや北海道東方沖など千島海溝沿いでもエルサルバドル後のM5以上が多発していたが、中でも伊豆・小笠原海溝沿いでのM6クラスが際立っていた。8事例中7例でエルサルバドル後のM6クラスに繋がっていたのである。

1992年05月には3週間後の新島・神津島近海M5.2の後に本州南方沖でM5.9、2004年12月には翌月父島近海でM5.4が起き、その後小笠原諸島東方沖でM6.5、また1955年04月のように3週間後の小笠原諸島西方沖M6.4といった形である程度時間が経過した後に強い地震が起きていたケースもあるが、直近で発生していた事例もある。

1982年06月にはエルサルバドルから4日後に鳥島近海でM5.6、1985年06月にも4日後に小笠原諸島西方沖でM5.2が起きた後、同じ小笠原諸島西方沖でのM5.8が発生しており、中でも2001年01月のケースではエルサルバドルからわずか15時間後に硫黄島近海でM6.2が観測されていたのだ。

こうした点から、今後2ヶ月以内に伊豆・小笠原でM6クラス以上が起きる可能性がある。
 
地震予測:2019年07月30日までに伊豆・小笠原でM6クラス以上
対象地域:伊豆・小笠原
 
エルサルバドル今回の震源付近後の伊豆・小笠原M5以上

1951年04月02日 M6.0 震度-  エルサルバドル
1951年04月17日 M6.1 震度2  鳥島近海

1955年04月26日 M6.1 震度-  エルサルバドル
1955年05月14日 M6.4 震度1  小笠原諸島西方沖
1955年05月30日 M7.2 震度1  硫黄島近海
1955年05月30日 M7.5 震度3  硫黄島近海

1961年04月13日 M6.0 震度-  エルサルバドル
なし

1982年06月19日 M7.3 震度-  エルサルバドル
1982年06月23日 M5.6 震度1  鳥島近海
1982年07月04日 M6.6 震度2  本州南方沖
1982年08月12日 M5.7 震度4  伊豆大島近海

1985年06月03日 M6.3 震度-  エルサルバドル
1985年06月06日 M5.2 震度1  小笠原諸島西方沖
1985年06月07日 M5.0 震度1  鳥島近海
1985年07月03日 M5.8 震度1  小笠原諸島西方沖

1992年05月23日 M6.0 震度-  エルサルバドル
1992年06月15日 M5.2 震度5  新島・神津島近海
1992年07月19日 M5.9 震度1  本州南方沖

2001年01月14日 M7.7 震度-  エルサルバドル(02:33)
2001年01月14日 M6.2 震度1  硫黄島近海(17:58)

2004年12月14日 M6.0 震度-  エルサルバドル
2005年01月27日 M5.4 震度1  父島近海
2005年02月10日 M6.5 震度2  小笠原諸島東方沖
 
結果:

2019年06月02日 M5.7 震度1 硫黄島近海
2019年06月04日 M6.1 震度4 鳥島近海
2019年07月30日 M6.0 震度3 八丈島東方沖
 

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