地震予測に「危険度」という新指標

EDAS2.0シリーズ(Earthquake Data Analysis System 2.0)は2018年05月から国内地震予測において運用中のEDAS1.0に多重データ解析機能や独自指数の採用といった新機能を加え2020年01月にリリースした当社独自の地震データ解析システムです。

海外地震の発生予測に適用しているEDAS2.0シリーズでは、各国・地域別の今後2ヶ月以内M6.5以上地震の発生可能性を数値化している他、それぞれの国や地域が現在、通常に比べどの程度地震発生の危険性が高まっているかを示す指標「危険度指数」の計測が可能となっており、危険度200%の場合、当該国・地域では通常に比べ2倍の確率でM6.5以上の地震が起きやすい状態であることを示しています。

EDAS2.1はEDAS2.0に「直前地震異常値検知機能」を新たに搭載しました。

EDAS2.0シリーズはEDAS2.0シリーズの機能を用いた個別の地震データ解析を個別に提供する「地震データ分析サービス」サービスも開始しました。当社独自の地震データ解析システムEDAS2.0シリーズは海外出張が多い、海外に支社・支店がある、地震多発国に取引先があるといった企業に最適のソリューションです。

EDAS2.0シリーズの実績はパフォーマンスページで公開しています。
 

EDAS2.1の主な機能

1.多地点・多重地震データ解析機能

多重データ解析機能は世界各国において発生した複数の地震データから導き出される傾向性を重ね合わせ、共通する特徴を抽出する機能で、EDAS1.0における単地点地震データ解析から地震データ解析の精度を飛躍的に向上させています。
 

2.豊富な独自指数機能

独自指数機能は過去の豊富な事例から抽出した、地震データ解析を精緻に行うための様々な要素を指数化し計測に用いる機能です。地震が再度同一震源で発生する可能性を示す同一地点地震影響度指数や遠く離れた場所で地震が記録された場合の影響量を指数化した遠隔地地震影響度指数をはじめ、発生時期重要度調整指数や発生頻度調整指数など、20近い独自指数には当社がEDAS1.0で培った経験値が活かされています。
 

3.直前地震異常値検知機能

直前地震異常値検知機能は直近の一定期間における地震活動を解析し、同一震源地で通常の範囲を超えたと考えられる状態の場合、地震発生率や危険度指数に反映させる機能です。直前地震異常値検知機能によって、過去の地震活動の強弱に関わらず現在の状態から今後の危険性を検出することが可能となっています。
 

4.地震発生率・危険度指数計測機能

上記の機能によってEDAS2.0シリーズでは各国・地域ごとの2ヶ月以内M6.5以上地震発生の可能性を数値化すると共に、当該国・地域が通常と比較して現在どの程度の危険度であるかを数値化し提供しています。危険度200%の場合には当該国・地域は通常時との比較でM6.5以上の地震が2倍の確率で起きやすい状態であることを示しています。
 

EDAS1.0とEDAS2.0シリーズの機能の違い

EDAS1.0はある場所で地震が発生すると、過去の類似事例を抽出し傾向性を解析(単地点地震データ解析機能)するシンプルな構成でした。

当社ではEDAS1.0の運用を通じて得たノウハウや問題点を元に設計段階からの大幅な改良を実施。2020年01月に多地点・多重地震データ解析機能を加えたEDAS2.0にバージョンアップしました。更にその後直前地震異常値検知機能を搭載したEDAS2.1を現在運用しています。

機能名称 EDAS1.0 EDAS2.0シリーズ
単地点地震データ解析機能 あり あり
多地点・多重地震データ解析機能 なし あり
独自指数機能 なし あり
直前地震異常値検知機能 なし あり
危険度指数計測機能 なし あり
2ヶ月以内地震発生率計測機能 なし あり
1ヶ月以内地震発生率計測機能 なし あり
1週間以内地震発生率計測機能 なし あり

※2020年07月14日現在、検証期間につき公開していません。
 

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